3.圧縮力による髄核からの水分移動
  座ったり、立ったりしている時に、椎間円板に体重(重力)がか
 かります。この力によって椎間円板は圧縮されます。椎間円板の中
 の髄核も圧縮され、髄核中の水分が椎体の方へ移動して行きます。
  髄核中の水分が減ると、椎間円板の幅が薄くなるので椎骨どうし
 が近づき、背骨の柔軟性が減ります。
  主に加齢により、椎間円板の幅が薄くなると椎間孔も狭まるため
 脊髄神経を圧迫することがあります。

図3.圧縮力による髄核からの水分移動


4.圧縮力が減った時の髄核への水分移動
  横になって寝ると、重力の方向が変わります。椎間円板にかかる
 圧縮力は完全に無くならず、周りの筋肉の緊張力があるので少し残
 ります。
  髄核は椎体から水分を吸収して、椎間円板の幅が厚くなります。
 椎間円板の幅が厚くなれば、椎骨どうしが離れ、椎骨の動きも良く
 なり、背骨の柔軟性が大きくなります。よって、十分に髄核に水分
 が入る朝方に柔軟性が最も大きくなります。(良い寝方をしてい
 る人)

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図4.圧縮力が無くなった時の髄核への水分移動